まさおのゲーム通信 その22

 オオナズチ、クシャルダオラ、テオテスカトルといった名だたる古龍達を駆逐し、なんとなく害虫駆除とかしていた私の元へようやく報せが。



 ついに風神龍と雷神龍が見つかったようです。2体はすでに龍宮砦跡にて邂逅してしまったらしく、このまま放置しておけば新たな風神龍や雷神龍が生まれ、百竜夜行が大地を覆い尽くし生態系がなんかもうヤバイとの事。もはやカムラの里だけの問題ではなく、事態は超ド級の非常事態っぽい雰囲気です。そんな超絶ヤバイ案件を私一人(と猫と犬)になんとかしろと言うのですから、カムラの里も大したもんです。



 とは言え、私にはいずれの龍も撃退の経験があり、手の内はある程度把握済み。つまりこれはリベンジマッチ。あちらからしたら私の存在こそ脅威であるはず。討てぬ理由も臆する必要も無いわけです。



 つまり私はムテキなので2体だろうが200体だろうが楽勝らしいです。あんなのが200体もいたら村どころか星の危機です。みなぎってきました。



 というわけで、いよいよ最終決戦の開幕です。相手にとって不足なし。種の生存をかけた戦いの火蓋が切られました。



 龍宮砦跡に降り立ってみると、イブシマキヒコしか見当たりません。ナルハタタヒメはどこにいるのでしょうか。しかしイブシマキヒコの猛攻により思案の余裕など無く、一進一退の攻防を繰り広げます。



 そして拍子抜けするほどにあっさりと決着。イブシマキヒコは弱っていたのでしょうか。



 イブシマキヒコは地面に落下し、その衝撃で岩盤が滑落。イブシマキヒコは地の底へと消えていきました。そして私も仲良く落下。そういえばここってナルハタタヒメ撃退した時に穴あいたままでしたよね。いつの間に塞がったのでしょうか。カムラ七不思議。里すごい。



 そしてようやくお出ましのナルハタタヒメ。穴の中は意外と広く、ここで戦えと言わんばかりのおあつらえ向き。とは言え、2対1(と猫と犬)はさすがに不利ですね。さてどうしたものかと様子を窺っていると、



 多分これみんな驚いたと思います。ナルハタタヒメがイブシマキヒコを食らい、その力を手にした模様。「そういえばカマキリのメスって交尾が終わったらオスを食べるんだっけ」と、ふと想起しました。もし同様の習性があるのだとしたら、ナルハタタヒメはすでに新たな命を宿している可能性があります。であれば、ここで確実に仕留めなければなりません。勧善懲悪のような胸のすく展開ではありませんが、生存競争こそがモンスターハンターのテーマではないかと私は思っていたりいなかったりします。勝ったものが勝者。物語はいよいよクライマックス。話は逸れますが、この展開を見てオーンスタインとスモウっぽいなって思った人多分いるんじゃないかな。というわけで続く!