まさおのゲーム通信 サンブレイク編 その15

 前回、フィオレーネさんがお腹のあたりをおさえながらうずくまっていましたが、なんと意識不明だそうです。食あたりとかいうレベルでは無さそう。


 そして原因はやはりというかメル・ゼナ。それも毒が原因であるとか。フィオレーネさんが負傷した際、すぐに治療と精密検査を行ったそうですが、その時には毒なんて検出されなかったそうです。ですが、今回改めて調査をしたらキュリアの牙から採取された成分と同じものが体内から多量に検出されたとの事。この成分は、各地でモンスターを狂暴化させているキュリアの毒、もとい今回の異変の元凶。しかし、キュリアに噛まれたのではなくメル・ゼナに傷を負わされたのに、なぜキュリアの毒に侵されたのでしょうか。


 どうやらメル・ゼナは、通常のモンスターであれば狂暴化するキュリアの毒に侵されても狂暴化せず、むしろ毒を己の力に変えている模様。そしてキュリアはメル・ゼナの強大な力をエサにして寄生している状態。つまりキュリアとメル・ゼナは共生関係であるそうです。狂暴化したモンスターの場合はキュリアの毒が血液に溶け込んでしまったせいで毒を検出する事が出来なかったようですが、人間であるフィオレーネさんの場合は血液と混じりきらずに毒が増殖し、検出された。キュリアに噛まれたモンスターが狂暴化するタイミングと、フィオレーネさんが倒れたタイミングもほぼ一致しているみたいなので、この結論で間違いないっぽいです。
 因果関係が明らかになりました。キュリアの生態調査が前進したのはよい事です。ではフィオレーネさんはどうすれば助かるのでしょうか。


 昔、メル・ゼナの襲撃を受けボロボロになった王国に疫病が追い打ちをかけてきた時期があったそうです。その時、疫病の薬を開発して多くの人を救ったスゴウデ。それが竜人の薬師『タドリ』さん。


 そしてタドリさんはカムラの里で雑貨屋を営んでいるカゲロウさんと知り合いであるとか。なるほど。カゲロウさんのところに行ってタドリさんのアシドリを聞き出せという事ですね。完璧に理解しました。ではカムラの里に向かいましょう。向かおうと思います。思いますが向かう前にエルガドの皆さんの反応も確認しておきましょう。


 やはり皆さんも心配しているようですね。ふええ。


 この二人組は相変わらずの反応。まぁでも二人なりに心配しているのでしょう。多分。


 ちなみにこの状態で盟勇クエストを確認したら、盟勇選択でフィオレーネさんが選択出来なくなっていました。こういう細かい所大事ですよね。続く!