まさおのゲーム通信 サンブレイク編 その27

 おとぎ話がおとぎ話じゃなかった事が判明した前回。モンハンと言えばデカいラスボスです。遠くにいるのでよくわかりませんが、今作に登場するどのモンスターよりも大きいのではないでしょうか。過去作に登場したアカムトルムくらいはありそうです。しかし海にいる相手では手の出しようがありません。サンブレイクには水中戦が実装されていないのです。困りました。


 すると絶妙なタイミングで新型船が到着。なんとか完成が間に合ったみたいです。メイン兵器がきたからこれで勝てますね。


 シリーズお馴染みとなった撃龍槍が命中。突き出した後に再度収納するタイプではなく、そのまま射出し直撃後に爆裂するタイプの撃龍槍である模様。がっつり突き刺さっているし、これは致命的な致命傷となった可能性も。さすがのラスボスもただでは済まないでしょう。


 爆発に怯み、そのまま出現した大穴へと落ちていくラスボス。なんか撃龍槍が直撃しても大して効いていない様子だったので、このまま穴の底でひっそりと幕を閉じる事は無さそうです。撃退しただけ、という感じでしょうか。


 とは言え、あんな化け物を撃退したわけですから、これは十分な戦果ではないでしょうか。一旦エルガドへと帰還し、状況を整理しましょう。


 まず、おとぎ話がおとぎ話じゃなかった件について。深淵の悪魔のおとぎ話は、大昔に「地中からうなり声が聞こえる」という現象を元に出来たお話だそうです。提督が幼い頃、今は城塞高地と呼ばれている故郷でメル・ゼナの襲撃を受けました。そしてその時にも地中からのうなり声は確認されていたそうです。その際、メル・ゼナは空中で「何か」を待っているように見えたそうですが、結局、その関係は証明されませんでした。しかし、ガレアス提督は深淵の悪魔が存在する事、そして悪魔とメル・ゼナの因縁を確信したわけです。そのため、提督になってから女王陛下とバハリさんにその事を伝え、来たる時に備え大型船を用意していた…との事。事実、我々の目の前に深淵の悪魔は現れ、そして大型船により撃退出来たのですから、ガレアス提督の慧眼には恐れ入ります。


 そしてキュリアとの関係。深淵の悪魔が新たな宿主ではなく、正しくは深淵の悪魔が真の宿主だそうです。まず、メル・ゼナが現れた大穴はメル・ゼナが開けたものではなく、深淵の悪魔が開けた大穴です。王域を総べる龍であるメル・ゼナは深淵の悪魔の出現を嗅ぎつけると王域から排除すべくすっ飛んでいくわけですが、縄張り争いの決着は付かず、悪魔は地底へ、メル・ゼナは空へ還ります。その間際、悪魔はメル・ゼナへとキュリアを放ち、そして時間をかけてたっぷり養分を吸い取ったキュリアが今しがた真の宿主の元へと戻り、満を持して深淵の悪魔が現れた。これが顛末です。メル・ゼナはもうハンターさんが討伐してしまいましたから、悪魔を止めには来ませんし、新型船での攻撃も時間稼ぎにしかならなかったようです。もし悪魔が地上に出てきたら王国はおしまいだとかなんとか。というわけで、


 地上に出てくる前に、穴の底で「冥淵龍ガイアデルム」と決着を付けるしかありません。撃龍槍ですら時間稼ぎにしかならなかった相手と戦わなければならないなんて。しかし、やるしかありません。モンハンってそういうゲームですから。バラバラに引き裂いてやりましょう。続く!